期間工の面接に落ちた!受からない!?

今回のブログでは、最近期間工を受験したけど落ちた!
という人も多いかと思い、
今まで長い間期間工をやってきた私の経験から
その事について触れていきたいと思います。

因みに今回も、自動車関連の会社の場合です。

まず、結論から言って、落ちた人はほとんどの場合
あなたのせいではありません。

他のブログでも書いてますが、タトゥーがある人や
極端に太っている人の場合は、あなたに問題が
あるかもしれませんが
そうでない場合は期間工をやるのに
過去の経歴等一切関係ないので、
例え今までずっとニートであろうが、何年ブランクが
あろうが、ほぼ関係ありません。

あまりにも年齢が高い人は、フォークリフトの経験がある等
のスキルがなければ厳しいかもしれませんが、
そうでない場合は、ただ単に時期が悪かっただけという
可能性の方が高いです。

なので、落ちてもあまり気にする事もないと思います。

とりあえず募集はしているけど、人数は極少数とか、
ほとんど過去の経験者なんて事もあるかもしれません。

とは言っても、一応募集している以上、
多少なりとも本人のせいでもあるのかな…

期間工に受かりやすい時期

先程、ただ単に時期が悪かっただけと言いましたが、

では、期間工に受かりやすい時期ってあるの?とか
どういう時期が受かりやすいの?と思う人もいると
思い、その辺りも私の経験から記載していきたいと思います。

これも結論から言うとあります。

まず、季節で言うと、夏が一番受かりやすいと思います。

これにも明確な理由が何点かあるので説明していきます。

まず、第一点目が、暑さに耐えきれず辞める人が多いので
辞めた人の分、人員を補充しなければならない。

ここで1つ、「期間工あるある」を書いてみます。

長期連休後は、帰って来ずに、そのまま居なくなる。

です。

これは、特に期間工初めてで入社して間もない人に
特に多い「あるある」です。

やはり、最初は皆きつくて体力的にも厳しいし
生活環境も変わって精神的にも参ってしまう人もいます。

そんな時に、長期連休で地元に帰ったりしたら、
もうそのまま戻って来たくなくなるんでしょうね。

長期連休と言えば主に、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆
の3つですが、

年末年始の長期連休~ゴールデンウィークまでは約4ヶ月
ゴールデンウィーク~お盆までは約3ヵ月
お盆~年末年始までは約4ヶ月

とゴールデンウィーク~お盆休みの間が、他の所と比べて約1ヶ月
間隔が狭いんですね。

なので、段々暑くなってくる&ゴールデンウィーク明けの5月下旬位~
夏真っ只中&お盆休み明けの9月位までが比較的辞める人が
多くなるので、補充しなければならない人数が多くなります。

これが、まず1点目ですが、とりあえず書きましたが、
これが原因である事は、正直少ないと思います。

次に2点目です。

それは、寒い地方に住んでいる人が、

「冬は出稼ぎに来る」 です。

私は、そういう地方の出身ではないので、あくまで
北海道から来ている人とかに聞いた話ですが、

農家の人なんかは特にそうかもしれませんが、
冬はやっぱり雪が積もり過ぎて、
仕事が出来ない人が多いみたいです。

そういった人の場合、冬は期間工で働いて、夏は
地元に帰る。みたいな感じみたいです。

なので、夏までに辞めるので、辞めた人の分
また人員を補充するみたいな感じですね。

これって、別の見方をすれば、

秋の終わり~冬にかけては、そう言った地方の人が
よく面接を受けに来るので、
募集している人数は同じでも、面接を受けに来る人が
多くなるので、必然的に倍率が高くなるという事になります。

逆に夏は、そういう地域の人は地元に帰る人も多く、
面接を受けに来る人も冬と比べて少なくなるので、
分母が低くなり、受かりやすくなるという事ですね。

次に3点目ですが、これが1番の理由になります。

それは、秋から新しい車種を製造する事が多いです。

これは私が以前働いていた会社の上司に聞いた話なのですが、

大体いつも残業が多くなる月とかも決まっていたので、私が

「毎年この時期は残業多いっすね~」みたいな感じで
言ったら、上司が

「大体毎年、秋から新車種の製造が始まるから、それまでに
今の車種をある程度生産しないといけないし、新車種の
準備もあるからね~」みたいな感じで言っていました。

一応その時に、秋に新車種を製造し始める理由も聞いたのですが、
海外がどうとか言ってましたが、それは忘れてしまいました。

なので、新車種を製造する時に、また新しいラインを立ち上げたり
する事もあるので、新しいラインを立ち上げたら、また新たに
大量に人員も必要になるという事ですね。

なので、ネットなんかで期間工募集のページを見ても、ただ単に
「期間工募集中」と書いてある所よりも
「新車種○○が売れ行き好調の為期間工大募集」とか
「今回、新ライン立ち上げの為、期間工大量募集中」みたいに
書いてある方が、面接を受けた時に受かる確率が断然高くなるという事です。

因みに、これって入社した後の残業時間なんかにも影響してきます。

上記の例で言うと、

「新車種○○が売れ行き好調の為期間工大募集」の場合は、

売れ行き好調→生産量を増やすためにタクト(生産スピード)を上げる→
タクトが上がれば、1人あたりの出来る仕事量が減る→
その分人員を補充しなければならない。

この場合、大体仕事も忙しく、残業時間も多めになりがちです。

逆に、

「今回、新ライン立ち上げの為、期間工大量募集中」の場合、

まだ、新ラインが立ち上がってなければ、最初の方は、
それ程忙しくもなく、残業時間も少なめになる事もあります。

この場合、会社側としては、新ラインの為に前もって人員確保をし、
新ラインがスタートした時に、1人で作業出来るようになっていて欲しいので、
早めから訓練する為に、早めに募集したりしている訳ですね。

なので、新ラインがスタートした場合は、最初は忙しく、残業時間も多く
なったりしますが、その車種の売れ行きが悪ければ、
急に暇になって毎日定時で終わったり、逆に売れ行きが
好調であれば、更に忙しくなり、残業も多くなったりする訳ですね。

なので季節で言えば夏が、受かりやすいという風になりますし、
季節関係なく時期で言えば、上記の様に
「新車種○○が売れ行き好調の為期間工大募集」とか
「今回、新ライン立ち上げの為、期間工大量募集中」とか
書いてある会社が受かりやすいという風になります。

他の判断材料としては、大体期間工を募集している会社は
いつも同じだと思うのですが、どの会社も募集していて
入社祝い金が多い時期は受かりやすいと思います。

逆に何社か募集していない会社があったり、入社祝い金が
少ない時期は受かり難いという事です。

まぁこれも普通に考えればわかる事なのですが、
需要と供給のバランスですね。

ほとんどの会社が募集している→
全体的に募集している人数よりも期間工を受けに来る人が少ない→
祝い金を増やさないと人が集まらない。

何社か募集していない→
期間工になりたい人は必然的に募集している会社に応募する
→祝い金を少なくしても勝手に人が集まってくる。

みたいな感じですね。

今の時期は特に期間工の状況は酷いですね。

あえて名前は出しませんが、どこかの国の大統領のせいで
色々と貿易問題なんかで海外への売れ行きがよくないみたいです。

この辺りについても、次の記事で記載していこうと思うので、
今回はこの辺りで終了したいと思います。