期間工は給料だけで比較するな!


皆さん、はじめまして、
ウッチーと言います。

このブログでは、私の今までの
期間工としての経験等を記載していき、

これから期間工を始めようとしている
人達の為に少しでも役に立てる様な記事を
記載していきたいと思います。

この記事を御覧になってる方は、期間工に興味があり、
実際色々な方のブログで期間工は稼げるという記事を見て、
期間工をやってみようと考えている人も多いと思います。

その際、期間工を募集している会社も色々あり、
給料形態も様々で、期間工を選ぶ際に
年収で比較して選ぼうと思っている人も多いと思います。

ですが、どこの会社にするか決める際に
給料のみで比較するのは、
辞めておいた方が良いと思います。

これからその理由を説明していきますが、
まず期間工にも色々な職種があると思いますが、
ここでは自動車関連の会社の期間工の事をメ
インに記載していきます。

私は約10年に渡って色々な所で
期間工の仕事をして来ましたが、


期間工の人の特徴は
主に3種類の人に分かれています。


たぶん皆さんもどれかに
当てはまると思うので、
期間工を選ぶ際は、
自分がどれに当てはまるかも考えて、
何処にするか決めるようにした方が良い
と思います。

期間工に居ている人達の特徴

①期間工から正社員を目指す人。

②他に自分のやりたい事や夢があって、
その為に期間工でまとめてお金を貯めたい人。

③とりあえず働かないと生活出来ないし、
働く所を探して期間工に辿り着いた人。 

の3パターンです。

まず①の人達ですが、
この人達は、自分が社員になりたい会社に期間工から始めて
社員を目指すので、別に期間工の給料が気になる事はないと思います。

次に②の人達ですが、
②の中でも2パターンに分かれると思います。

既に金銭的な部分以外を全てクリアーしている人とそうでない人達です。

どういう事かというと、

例えば既に外国語がペラペラで、
留学や海外移住したいけど
金銭的に折り合いが付かない。


とか、自分で店を出したくて準備は
完璧だけど後は金銭的な部分だけが
問題という人達です。

こういう人達は、期間工を給料のみで比較するのは有りだと思います。

給料で選ぶ際の注意点

この場合の比較方法なのですが、
期間工の給料は月収・年収以外にも

最初の3ヵ月間や6ヵ月間だけ
他と比べて総支給額が多い

と言った事もあるので、
自分が目標としている金額によって
会社を選んだ方が良いです。

例を挙げると、

A社は月収約25万円で手取り18万円、
入社祝い金やその他諸々で
最初の1・2ヵ月の内に50万円ほど
給料とは別に受け取れる。

B社は月収約30万円で手取り22万円、
入社祝い金やその他諸々で
最初に30万円ほど受け取れるとした場合、

目標金額が100万円の場合、
満了金やその他細かい事は今回は省きますが、

A社の場合は3ヵ月で、18×3+50=104万 6ヶ月で18×6+50=158万

B社の場合は3ヵ月で、22×3+30=96万 6か月で22×6+30=162万

という風になって、目標の100万円だけを貯めようとした場合、


A社の場合は3ヵ月で貯まる所を、
月収や年収が高いからとB社を選んだ場合は、
6ヶ月働かなくてはならなくなります。

実はこの部分が結構大事なので、
②に当てはまらない人達も注意して欲しいのですが、

最初に入社祝い金が多い所や3ヵ月の満了金が多い所は、
長期で考えた場合、他の所よりも総支給額が低くなる事が多い
です。

また、満了金や慰労金についても注意が必要で大体記載されているのは、
その期間遅刻・早退・欠勤がない事が条件で書かれています。

会社によっては1度の遅刻で、
その遅刻があった月の満了金や慰労金が
全く貰えない所もありますし、
遅刻した日だけ貰えない所もあります。

なので、入社祝い金や満了金・慰労金等全て含んで、
年収や自分が働こうとしている期間分の総支給額が高いから
と言った理由で会社を選んだ場合、
たった1度の遅刻で5万円位変わってくる事も
あるので注意が必要です。

これも同じ月に2度
遅刻や早退・欠勤があった場合は
5万円の違いですが、


異なる月に1回ずつ遅刻した場合は、

それだけで10万円変わってきます。

よって、会社を選ぶ場合は
月収や年収の他に、

自分の目標としている金額や、
自分の体質・性格等も考慮した方が良いです。

例えば、自分は毎年インフルエンザに
かかっているという人や、

寝起きが悪くて、
今までもよく寝坊してきた。

なんて人は満了金を含めて
年収が高い会社を選んだとしても、

その満了金を全額受け取れなければ
意味がない訳で、

こういった人の場合、
満了金の部分の勤務態態度が 

月単位で影響してくる会社よりも、
日単位の計算で

遅刻や早退・欠勤があった日だけ貰えないような会社

を選んだ方が良いわけです。

少し話が逸れましたが、
②のもう1つのパターンの人達の場合です。

例えば、留学や海外移住したいけど
金銭的にもまだ余裕がないし、
もう少し語学の勉強をしてから行きたい。

と思っている人や、

自分で店を出したり起業したいけれど、
もう少し準備したりお金も貯めたい
と思っている人達です。

トータルでの拘束時間に注意

こう言った人達の場合は、
ただ給料で比較するだけではなく、

如何に自分の時間を作れるか

も大事になってきます。

なので、いくら年収が良いからと言って
会社を選んでも、その年収というのが、

毎日の残業が多く休日出勤も多く、
自分の時間がほとんど作れない
という状況の上での年収が多いでは意味がありません。

なので、このパターンの人達は
そういう所も考慮して選ぶ必要があります。

また、これに関しては残業や休日出勤
以外にも会社までの出勤・退勤に
掛かる時間も考慮する必要があります。

ここも大事なので、
皆さん注意して頂きたいのですが、

ほとんどの人は知っていると思いますが、
期間工になると基本的には、
会社の寮に入居します。

で、この時に拘束時間で考えた場合、
これは人によって考え方が変わってくると思いますが、

私の場合は、出勤や退勤に会社のバスを利用する場合、
これも拘束されていると捉えています。

これは、別に会社指定のバスを
使っているから拘束で、
その時間も給料が欲しいとか
そう言った事ではありません。

ようするに、私の中では

完全に自分がやりたい事や
自由に使えるプライベートの時間

以外は拘束時間と捉えています。

まあ、こういう言い方をすれば、
「そんな事言ったら、
寮での生活なんて全て拘束時間に入るやん!」

て、ツッコミが入りそうですが、
それはナシにして伝えたい事を察して下さい(^-^;)

なので、給料だけで会社を選んでいると
A社は給料がめっっちゃ良いけど、
通勤に時間が掛かり過ぎて
毎日帰ってきたら寝るだけ。

B社は給料はそこまで良くはないけど、
工場は寮の目の前で通勤がめっちゃ楽で、
帰ってきてからもある程度
プライベートの時間を取れるとなった場合、

私の考え方では、
確かに年収で見ればA社の方が
高いかもしれないけれど、

通勤時間を拘束と捉え、
拘束時間分も含めて時給で考えた場合は、
B社の方が断然高いなんて事もあり得ます。

寮なんて自分では選べないし、
そんなの運任せやん

と思うかもしれませんが、
これもある程度会社事に特徴があるので、
そういう所も後々書いていこうと思います。

最後に③の人達についてですが、

私が期間工をやって来た経験上では、
③の人が圧倒的に多いと思います。

比率で言うなら、
①の人達が全体の10~20%
②の人達が全体の10~30%
③の人達が全体の70~80%位だと思います。
私自身も③に入ります。

で、この③の人達ですが①・②の人達と比べて
圧倒的に期間満了まで在籍せずに、
途中で辞める人達が多いと感じます。

これは少し考えればわかる事なのですが、
やはり最初の期間工を始める
志望動機の時点で
①や②の人達と意識が違うからです。

なので、この③の人達は給料以外にも、
というよりも給料以上に自分自身が
どういう所まで許容出来るか、
要するに我慢出来るかを
良く考えた上で会社を選ぶ必要があると思います。

仮に満了金等を含めて
給料が良かったとしても、

それは期間を満了した時の話であって、
途中で辞めてしまっては
意味がないですからね。

では具体的にどういった所に
注意するかというと、

やはり周囲の環境が
1番大切になってきます。

人間関係も大事で、
継続出来るかに関わってきますが、

そんなものは実際配属されてみないと、
そこの人達がどういった感じの人達か
なんてわからないですし、
働く前から考えるのは無駄です。

なので、ここでいう環境というのは
主に寮での生活をイメージして欲しいです。

寮での生活について

期間工の寮のタイプは、
主に3種類に分かれています。

1つ目は、マンションやレオパレスみたいな
感じの完全に1人部屋のタイプです。

このタイプが当然1番の当たりで、
トイレや風呂も各部屋に
付いていますし、プライベートも充実します。

次に2つ目のタイプの部屋は、
よくいう集合寮タイプです。

このタイプの寮が大体どこも1番多く、
入寮する確率が高くなります。

具体的にどういった所か説明すると、
まず5階建て位の
大きな建物を想像して下さい。

そして、建物に入る入り口があって
入ると寮の事務所があります。

そして、皆が使用する下駄箱があったりします。

その後に長い廊下があって、
各々部屋があります。

部屋の大きさは、
靴が脱げる位のスペースと6畳位の大きさです。

トイレ・風呂・洗面所・洗濯機といった所は
共同での使用になります。

大体、トイレや洗面所は
各階にある所が多く、風呂は1階に
1カ所だけの所がほとんどです。

もっとわかりやすく説明すると、
学校をイメージしたら
わかりやすいかもしれません。

学校の各教室が、
各々の部屋みたいな感じですかね。

教室よりも当然狭いので、
各階に部屋がぎっしり詰まっている感じです。

先程も言ったように、
このタイプの寮を使用している所が最も多いので、

共同で風呂を使用するのは無理と
言ったような人は、期間工での
生活は厳しいかもしれません。

最後のタイプですが、
これは団地タイプになります。

私の中では、
このタイプが1番の外れになります。

どういった特徴かというと、
大体3DKや4DKの団地
(団地に住んだ事やイメージがわかない人は
マンションを想像してみて下さい)
の部屋になります。

まず、団地があって部屋があります。
部屋の扉の中は
3・4部屋に分かれています。
それを各々に割り当てられる感じです。

なので、トイレや洗面所は
基本的に3~4人で1つを使用。

風呂に関しては、
3~4人で1つを使用出来る所もあるのかも
しれませんが、

私の経験上は全体で1つの風呂を使用
という所しかみた事がありません。

一応各部屋にも、
百均で売っているような
南京錠の鍵は付いています。

私はあまり人とのコミュニケーションが
得意な方ではないので、

このタイプの寮は苦手ですが、
コミュニケーションが得意な人は
同じ部屋の人達と気が合えば
楽しい寮生活を送れるかもしれませんね。

後、私がこのタイプの寮を
苦手としている理由が、
トイレをのんびり使用出来ない所です。

集合寮タイプの寮は大体各階に3箇所位、
使用出来る所があるので、
いつでも用を足す事も出来ますし、
のんびり使用する事も出来ます。

ですが、団地タイプの寮だと
トイレが1つしかないので、

私の場合は、中々のんびりと
使用する事が出来なかったです。

当然、寮も自分達で選ぶ事は
出来ませんが、これも会社事に
どの寮のタイプに当たりやすいとかは
一応あります。

寮自体に関しては大体こんな感じですが、
寮周辺の環境も大事になってきます。

寮周辺の環境に注意

自分は、休みの日は大体部屋に居てゴロゴロしているか
テレビを見たりスマホでゲームしているというような人には
周辺の環境は、あまり気にならないかもしれません。

ですが、休みの日は何処か出掛けて遊びに
行きたいと思っているような人には、
寮周辺の環境も大事になって来ます。

実際給料が良くても、
休みの日に遊びに行くのに
近くに何もないからと言って
毎回遠出しているようだと、
それだけで交通費が
結構掛かって来ますからね。

これも極端ですが例を挙げると、
A社は月収30万で、B社は月収27万円。
A社は田舎で周辺に何もないので
休みの日に遊びに行ったりするのに、
月5万円の交通費が掛かる。

一方、B社は結構都会で
近くにも色々あるので、
休みの日に出掛けるのに
交通費は掛からない。

この場合交通費だけで考えれば、
A社の方が給料が良いにも関わらず、
毎月B社よりも2万円手元に
残る金額が少なくなってしまいます。

更にA社の方が給料が良いので
税金も多く引かれて、
その差は更に開く事になります。

実はこれに関しては
私も結構経験があります。

寮周辺に何もないからと言って、
休みの日は少し遠出して遊びに行きます。
大体出掛けるのは土曜日です。

すると次の日も休み。
交通費もそうですが、
時間的にも寮に帰るのが面倒臭くなります。

そうなってくると、
そのまま外泊して日曜も遊びます。

はい、こうなってくると、
交通費以外にも宿泊費も掛かって来て、
更に手元に残らなくなります。

なので、自分がどういったタイプで、
休みの日は大体何をするかによって、
寮の周辺の環境もかなり大事になってきます。

実際、私の同期でも寮に入居して
工場に行って、まだ最初の研修段階で
仕事も何もしていないのに

「こんな所では生活出来ない」と言って、
辞めて行った人もいます。

それほどに、給料以外にも
寮や周辺の環境というのは大事になってきます。

実際少し給料が良いからという
理由だけで、仕事を続けていくのには
限界があると思います。

やはり仕事を続けていく上では、
給料面以外にも人間関係・仕事内容・
生活環境等が大事になってきます。

上記までで人間関係に関しては先程も、
これに関しては配属されるまでわからないし
どうしようもないと伝えましたし、

生活環境に関しても寮関係が大事という事を
伝えましたので、
次は仕事はどんな感じなのかというのを
少しだけ記載しておこうと思います。

実際、期間工ってどんな仕事をする?

まず、自動車関係の期間工といっても
大きく2つのパターンに分かれます。

自動車自体を造っている会社と、
自動車関連の部品を作っている会社です。

自動車関連の部品を
扱っている会社の方が、
小さい物を扱う事が多いので、
比較的身体への負担は少ないです。

女性に関しても、
こういった会社の方が多く働いています。

ただ、給料に関しては自動車自体を
製造している会社に比べて、
低くなる事が多いです。

次に、皆さんが期間工と聞いて
想像するであろう自動車自体を
製造している会社についてです。

こちらに関しては、
組立・塗装・溶接・プレス・物流関係・検査等
色々あります。

職種に関しても当然自分達では
選べませんが、ある程度会社の方で、
その人の年齢や過去の経歴・体質等を考慮して
配属は決まります。

例えば私の場合は、初めて期間工の仕事を
やった時は車の免許すら
持ってなかったですし、

体質的に肌が弱いので塗装関係の仕事には
一度も配属された事はありません。
一度だけ、ある会社で最初に物流に
配属された事があるのですが、
その時も、車の免許がない事を伝えると
配属を変えられた事もあります。

期間工がキツイというのは本当?

因みに職種で、1番キツイのは組立です。
これは私の個人的な意見ではなく、
たぶん誰に聞いても組立と答えると
思います。

まぁ組立でも楽な所もありますが、
それでも組立の中では楽であって、
全体で見ればキツイのは確かだと思います。

自分も全て経験している訳ではないので、
何とも言えない部分もありますが、
他の人の話を聞いたりする限り、

組立以外は、
そんなに大差がないような気もします。
あえていうなら、検査は楽に見えます。

楽に見えるというのは
私が見てきた感じで、
私自身は検査に配属された事は
ないので、もし違ったらすみません。

後、キツイというのも人によって
捉え方が違うと思います。

例えば与えられた時間内に作業を
終わらせるのが難しいというのを、
キツイと捉える人もいれば、
重たい物を持つのをキツイと捉える人も
いると思います。

物流なんかは、比較的重たい物を
持ったりする事もあるみたいですし、

それを、重たい物を持って
筋トレが出来ると考えれる人にとっては、

毎日仕事で筋トレが出来て、
給料も貰えて楽と思うかもしれませんし、

逆に私なんかは、しょっちゅう腰痛になるので、
毎日重たい物を持つのは
苦痛でキツイと思うかもしれません。

そういうのを全て含めても、
やっぱり組立が1番キツイと思います。

キツイ・キツイと言っても
未経験の人からしたら、

実際何がキツイの?

となると思うので、
その辺りも簡単に説明すると、

先程例えたように、時間内に作業を
終わらせるのも最初の方は厳しい
でしょうし、
何よりも身体を痛める可能性が非常に高いです。

私自身も、ある会社での組立での
仕事が原因で腰を痛めて、
それからは先程も言ったように、
しょっちゅう腰痛になります。

腰なんかは特に1度痛めると一生物なので、
歳のせいもあるかもしれませんが、
これからは残りの人生をこの腰痛を抱えたまま
生きていかなければなりません。

それと腰以外にも手をよく痛めます。

少しイメージというか
思い出して欲しいのですが、

冬の寒い日で手が冷たい時に、
熱い湯に手をつける状態です。

この時って、
手がジーンと痺れて温かくなりますよね?

この時の様な痺れている状態が
常に起こっている状態になったりします。

痛みがある時もありますし、
もう麻痺状態で手の感覚がない時もあります。

私自身も夜寝ている時に、
肘の痛みで目が覚めたり寝れなかったり、
朝起きた時は手に激痛なんていうのは、
かなり経験しました。

よく組立の人が言うのは、
手の痛みや感覚がなくて、
朝起きた時に歯磨きが出来ないや、
ペットボトルの蓋が開けれないと言います。

当然私自身も同じような経験をしてきました。

ただ、この痛みや感覚がないのは、
その仕事をやっている時だけで、

期間工を辞めてしまえば、
いつの間にか元に戻っています。

これは、私の身体だけ特別で
元に戻ったという訳ではなく、

私と同じように何度か
期間工を経験している人達の話を聞いても、

「辞めて暫くすれば、
いつの間にか治ってた。」と言っています。

私は大体その仕事を辞めるまで、
そのような状態が続く事が多いですが、
中には、「手が痛いのは最初だけで、
仕事に慣れれば直ぐに治った」と
言う人も結構居ます。

腰に関しては痛める工程は、
それ程多くないかもしれませんが、

手に関しては、
かなりの高確率で皆さん痛めると思います。

理由としては、普段皆さんずっと手を
動かしている事もないと思いますし、

普段の生活では使わないような
手の筋肉をつかったり、

何より最初の内は
仕事に慣れていないので、

自分では気付かないのですが、
いつの間にか、無駄に
必要のない力が入っていたりするからです。

あと、期間工の人のブログ等で、
夏の組立は暑くて汗が止まらないし
特にキツイなど言う人もいますが、

それも間違いではないのですが、
私の見解では、
1番キツイのは夏ではなく冬です。

組立の部品の中にはゴムで
出来ている物も多いのですが、

このゴムが冬は寒さで普段以上に
固くなっている事が多く

その分余計に力が必要だったりしますし、
作業がやり難くて
時間が掛かったりします。

逆に暑い時の方が
作業がスムーズに行ったりします。

それに暑い時よりも寒い時の方が
血行が悪いので、
特に手を痛めやすいです。

こういった所が組立が
キツイと言われている所ですかね。

そして、この組立が期間工が
最も配属される確率が高い所だと思います。

これは会社が1番キツイ所は、
ある意味使い捨ての期間工にやらせようと
している・・・
とかそういうのではないと思います。

これは私の見解ですが、例えば、
それぞれの部署に同じ人数だけ
期間工を採用したとします。

楽な所に配属された人は、
そのまま延長して長期で働くと思います。

逆にキツイ所に配属された人は、
延長せずに満期で即辞めるか、

そもそも満期まで持たずに
途中で辞めていったりします。

これも私の経験ですが、
ある会社で同期が大量にいて、
入社時は同期だけでバスが満車でしたが、

1ヶ月もしない内に数えるほどしか
残っていなかった事もあります。

その結果どうなるかというと、
常にキツイ所は人が足りなくなります。

これが組立に配属される確率が
高くなっているという事だと思います。

新しく工場やラインを立ち上げるから、
全体的に人手が足りないとかなら
何処に配属されるかは均等かもしれませんが、

そうでない場合は前任者が辞めたりして、
人が足りなくなったから会社側としても
期間工を採用している訳で、

じゃあ何処が1番人が足りなくなる?
と考えれば、
やっぱり組立になってしまいます。

私の経験上でも、やはり長期で
期間工を続けている人は、組立以外に
配属されている人が多いです。

そんな私も、今回初めて組立以外に
配属されたのですが、
当然長期で働いています。

ハッキリ言ってパラダイスです。

期間工の仕事で、
こんなに楽な所があったのかと
最初の方は思いました。
身体も全く何処も痛めていません。

なので、
これから期間工を考えている人は、

組立に配属されてキツイと感じる場合は
1度その期間だけ満了して辞めた後、

また別の会社でやるのもありですし、
逆に比較的楽な所に配属された場合は、
仕事面以外で多少不満があっても、
他にやりたい事がないのであれば
長期で働く事をオススメします。

私の経験則ですが、
一応特に組立に配属される確率が
高い人の特徴もありますので
記載しておきます。

やはり1番は若い人達です。
若いというのは、
主に30歳以下位ですかね。
次に他社も含めて組立経験者です。

上記に該当する人達は、
最悪組立に配属される事を考えて、

それでも期間工の仕事をやりたいか、
又はやっていく自信があるかを
自答してから始めた方が良いと思います。

以上が、私が給料のみで
期間工を比較しない方が良いと思う理由に
なります。

これから期間工を始めようか、
悩んでいる人達に少しでも期間工が
どういった感じなのか、
理解してもらえたらと思い色々と記載して
いく内に長文になってしまいましたが、

少しでも皆さんが
期間工を選ぶ際の役に立てれば幸いです。