消費税について 導入から現在までの流れ

今回のブログは、ズバリ「消費税」について
記載していこうかと思います。

何故、突然「消費税」について記載しようかと
思ったかというと、前回までのブログで
皆さんが期間工を始める前に私が伝えたかった事は
大体書き終えたので、これからは

私が最近知った事や、気になった事、今話題の事
又、期間工の私は普段どんな生活をしてるのか等
色々な事を記載していこうと思ったからです。

そんな感じで、今回はその一発目として
「消費税」について記載していきたいと思います。

軽減税率

先月(2019年10月1日)から消費税が増税されたのは
皆さん知っていると思いますし、その時
「軽減税率」の事も話題になりましたね。

では、この「軽減税率」とは具体的に
どういった物に適応されるのかというと

国税庁によれば

「酒類・外食を除く飲食料品」と
「週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基ずくもの)」

らしいです。

例えば、「水」に関しては

ミネラルウォーターは8%になります。
これは飲む事がメインなので、飲料品になるからですね。

ですが、水道水に関しては10%になります。
これは手や食器を洗ったり、風呂や洗濯に使用したり
飲む事がメインではないので10%になるという事ですね。

では、ここで皆さんに問題ですが、次の物は税率が
どちらになるかわかりますか?

1、リポビタンD
2、アリナミンA
3、オロナミンC
4、レッドブル・モンスター等のエナジードリンク
5、駅のキオスクやコンビニで買う新聞
6、みりん
7、みりん風調味料
8、ノンアルコールビール
9、ファーストフード店等での店内飲食
10、ファーストフード店等での持ち帰り

大体どれも増税の前によくニュース等でやっていたので
理解している人も多いと思いますが、
全問正解している人は、もう消費税マスターですね。

答えは、

1、2、5、6、9が10%になり
3、4、7、8、10が8%になります。

一応、順番に解説していきますと、

1、2に関しては、医薬品・指定医薬部外品になり
飲料品ではないという事ですね。

3、4に関しては炭酸飲料で飲料品という事です。

なので、栄養ドリンク等で似たような飲み物でも
名称によって、8%か10%か変わってくるので
気になる人は購入時に名称の部分を見てみると
良いかもしれません。

5に関しては、新聞でも駅のキオスクやコンビニで売っている物は
「定期購読」にはならないので10%という事ですね。

6、7、8に関しては含まれるアルコール量によって違いが有り、
アルコール量が1%を超えていれば10%になり、
1%未満であれば8%という事になります。

9、10に関しては店内で飲食する場合は外食扱いで10%に、
持ち帰る場合は、外食扱いにならないので8%という事みたいです。

私個人的な意見としては、

「酒類・外食を除く飲食料品」
の部分は軽減税率の対象で理解出来るのですが、

「週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基ずくもの)」
の部分が何故新聞だけが対象なんですかね?

ちょっと、この辺りも気になったので調べてみたのですが、

ヨーロッパの方では、結構新聞が軽減税率の対象になっている
国も多く、新聞は「思索のための飲料や栄養源」といった
考え方もされているようです。

ですが、色々調べてみても決定的に

これが理由で新聞が軽減税率の対象になっているんだ

という事はわかりませんでした。

私個人的な感想としては、

絶対裏でプレッシャーがあったり既得権益が関係してるやん!

と、思ってしまうのですが、この辺りについては謎です。

増税後に感じた事

増税されて2か月位経ちますが、私が増税後に感じた事は

「期間工やっててカード作っといて良かった~」と
「相変わらず便乗値上げ酷いなぁ~」です。

増税されてから、コンビニや色々な店で

カードやポイント決済の場合2%オフや5%オフ等やっているのを
皆さんもよく見掛けると思います。

今、私が住んでる寮の近くには、買い物出来る所が
小さいスーパーが1つあるだけなのですが、
そこの店では、カード払いの場合は10%オフになります。

元々私が買う物なんて、飲食料品位ですので軽減税率の対象に
なりますし、その上毎回10%オフは大きいです。

便乗値上げについては、毎回増税される度に起こるのですが
今回も酷いですね…

消費税が2%上がっただけなのに、
「なんでそれ以上に値段上がってんねん」て毎回思います。

よく行くラーメン屋があるのですが、今までは
ラーメンとチャーハンのセットで税込み1000円だったのが、増税後は
税込み1100円になってました…

消費税2%上がっただけなのに10%の値上げ…酷い

今回は軽減税率があるからそのままなのかもしれませんが、

自動販売機のジュースなんかも増税の度に上がってますよね。

昔は100円だったのに、消費税3%が導入されて110円に
消費税5%になって120円に
消費税8%になって130円に・・・みたいな感じですね。

最初の消費税3%導入で110円は許せても、
その後の増税に関しては、

「元々100円だよね!
で、消費税3%導入の時に10%値上げしたよね!
なんで今回の増税でまた値上げなの!?
元々の100円からしたら、最初に10%も値上げ
してるんだから、消費税が5%になろうが、
8%になろうが110円で良いんじゃないの!?」

なんて思ってしまいます。

まぁ消費税だけの問題ではなく、
物価の上昇等もあると思うので仕方ないのかもしれませんが。

あ、物価の上昇で思い出しましたが、

物価の上昇=日本円の価値の下落ですからね。

この辺りの事も、また後々記載していきたいと思います。

消費税の歴史

皆さんは、そもそも消費税がどのようにして
日本に導入されたか御存知ですか?

ここからは、オリラジあっちゃんのYouTubeを元に記載していきます。

このチャンネルめっちゃ面白いので、皆さんも時間があれば
見てみて下さい。すごい勉強にもなって、ためになります。

日本に消費税が導入されたきっかけは、当時の首相だった
大平正芳首相がまず閣議決定したんですね。

ですが、この時に国民から凄い反発を受けたんです。

で、その後、選挙中に

「やっぱり導入辞めます」 て言ったんですけど

逆風が収まらず、その後選挙で大敗してしまいました。

それでも、火が収まらず、その後
消費税導入を廃案しました。

で、この時に政治家の人達は

間接税を増税すると言う事を
選挙の間近もしくは選挙中にやったらヤバイ

という事を痛感したみたいです。

その後、

中曽根康弘首相の時に

「間接税は導入しません」と言って選挙に勝ちます。

ですが、その1年後、

間接税導入法案(この時の税率は5%予定)を提出…

当然、この時も国民の反発は凄く廃案に。

その後、

竹下登首相の時に、

「私は5%も取りません。3%にします。
しかも年間売り上げ3000万円以下の小さな会社からは
間接税を取りません。」

と、言ったんですね。

この時、

ん?消費税って皆買い物した時に支払う。
でも、3000万円以下の会社は国に支払わなくて良い。

どういう事?と思いますよね。

これは、「益税」と言われて、
消費税が企業の収益になると言う事なんです。

これを聞いて中小企業の人達は大喜び。

更に竹下さんは、

「税金は福祉財源として、国民皆の為に使用する」

と言ったんです。

その結果どうなったかというと、

1988年に消費税法案が可決されてしまったんです。

ですが、消費税法案可決後、「益税」の話はナシに…

結局皆消費税を払わなくてはならなくなったのです。

このような経緯で消費税が導入されてしまいました。

最初の導入時こそ、国民の反発は凄かったですが、
導入されてしまってからは、
その後、3%から5%になる時はそれほどの反発では
なかったみたいです。

ですが、その後

菅直人首相の時に、

「消費税を10%にする」と言ったのですが、

さすがに、5%からいきなり倍の10%は、また
国民の反発を喰らってしまったんです。

で、その後、

野田佳彦首相の時に

まずは、10%ではなく8%から

みたいな流れになって、消費税8%になったんですね。

で、今年になって安倍晋三内閣の時に、

とうとう10%になったという流れになります。

現在の安倍首相の時の8%から10%への流れは
最近の事ですし、知っている人も多いと思いますが、
安倍首相も2度増税を延期していますよね。

これも、その当時の日本や世界の状況等
色々あるかもしれませんが、

「選挙の時に増税はヤバイ」

からかもしれませんね。

このような流れで現在の消費税10%に至ります。

これから先も、年月は掛かれど、同じような流れで
どんどん増税されていくんですかね~…

以上で、今回の消費税についての記載は終了したいと思います。

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